Raspberry Pi Pico向け開発環境の構築 on Ubuntu 20.04 - その1 -
はじめに
今更だが、Raspberry Pi Picoをちゃんと使ってみようと思うので、まずは開発環境の構築を行う。
以下が前提。
- Visual Studio Codeからビルドとデバッグができる
- intel上で動作する Ubuntu 20.04LTS上に構築
ビルド環境の構築
こちらのブログを参考に導入した。
mickey-happygolucky.hatenablog.com
ブログにあるようにエラーとなったが、問題ない模様。
それほど複雑じゃないスクリプトだったので、ちょっと見たところ、
- CPU確認。Raspberry Piかチェックして、それ以外なら「Not running on a Raspberry Pi. Use at your own risk!」と表示するが、処理は継続。
- 環境変数の設定
- aptでSDKに必要なgccとかをインストール
- GithubからSDK他必要なものを取得
- サンプルのblinkとhello_worldをビルド
- picoprobeとpicotoolをGithubから取得して、ビルド&インストール
- OpenOCDをGithubから取得して、ビルド&インストール
- VSCodeに必要なパッケージをaptでインストール
- VSCodeの.debファイルを取得してaptでインストール ※ここでarm向けを取得するのでエラーになり終了する
- 必要なVSCodeのExtensionをインストール
- minicomのインストールとRaspberry PiのUART設定
ということで、公式のこのpico_setup.shはRaspberry Pi用だが、スクリプトの最初の方で以下の2行を追加しておけば、VSCodeとUARTの設定はスキップされるのでそれが正解なのかも。
SKIP_VSCODE=1 SKIP_UART=1
VSCodeは既にインストールしてあるので、
code --install-extension marus25.cortex-debug code --install-extension ms-vscode.cmake-tools code --install-extension ms-vscode.cpptools
だけやっておく。
screenをつかってるので、minicomはインストールしない。
今日はここまで